くせ毛は大まかに分けると、次の4つに分類できます。
1.波状毛
波のように大きなウェーブ状になっており、日本人に多いといわれています。髪質の柔らかい人にあらわれやすいでしょう。
水に濡らすとクセがでやすく、梅雨時はスタイリングしにくいように。髪を短くカットすると、くせが出にくくなる人もいます。
2.捻転毛
髪のうねりがコイルのようにねじれています。毛髪そのものが細く、柔らかい人に多くあらわれます。
髪を水で濡らすとくせが落ち着き、髪が乾くとくせが出やすいのが特徴です。
3.連珠毛
髪がデコボコとしており、拡大するとまるで数珠のような状態に。めずらしいタイプのため、日本人であまり見かけることはありません。
指先で髪をはさんでスッとすべらせたとき、デコボコとしていたら連珠毛の可能性が高いかもしれません。
4.縮毛
髪1本のなかにランダムな縮れが起き、パサパサとした質感をしています。
くせ毛の中でも特に深刻な状態とされ、髪が水に濡れていても乾いていても常に縮れています。
捻転毛や連珠毛はネザートン症候群と診断され、アトピーなどの皮膚疾患と症状を伴うこともあります。特徴に当てはまる方は、医
師に相談してみてもいいでしょう。