くせ毛になる原因は先天的なものと、後天的なものの2つがあります。
先天的な原因は遺伝によるもの。両親、またはどちらかがくせ毛であると、くせ毛になる確率が上がります。
髪の根元である「毛根」そのものの形が曲がっているため、成長した髪にもくせがついてしまいます。地肌の中にある毛穴の形そのものがカーブしているため、毛根が曲がるケースもめずらしくありません。
後天的なくせ毛は年齢を重ねることで髪そのものが細くなり、弾力をなくしたことで直線状に伸ばせなくなってしまうことがあります。髪がうねるようになり、くせがつきやすくなるでしょう。
そのため直毛の人でも加齢にともなって、くせ毛になることもめずらしくありません。
加齢の他に、ダメージによって髪が弱る場合にも同じようにくせがつきやすくなります。
たとえば過度のブリーチやパーマ、ドライヤーの当てすぎや紫外線対策をおこなっていない場合にも、髪は痛みやすくなります。
髪内部の栄養や水分がなくなることでハリがなくなり、まっすぐな状態を保てなくなるように。髪の主成分であるタンパク質が均一さを保てなくなることで、ねじれを起こしてくせ毛になることも多々あります。